Innovative Manufacturing Services, Inc.(IMS)は米国、カナダ、メキシコのお客様に機械製造をはじめ、材料搬送(マテリアルハンドリング)やオートメーション システムの高品質なソリューションを提供しています。2003年に創業し、2006年にはCarryline USA部門を設立してスウェーデンのコンベヤ システム メーカーCarryline ABの北米販売代理店になりました。
社長のMike Goad氏はプロジェクト管理、機械設計、電気システム設計、制御エンジニアリング分野での経験を活かし、Carrylineのコンベヤとコンポーネントを使った製造システムやオートメーション システムの開発をケンタッキー本社から監督しています。IMSのケンタッキーにある施設は、保管、組み立て、工場受入テスト(FAT)のセンターとしての役割も担っています。
IMSのエンジニアはAutoCAD® 2次元設計ソフトウェアから、SOLIDWORKS® 3次元機械設計ソフトウェアへ移行し、それ以降Carrylineのコンベヤ製品を使用したカスタム製造およびオートメーション システムを開発しています。しかしGoad氏がダッソー・システムズSOLIDWORKSのDraftSight® 2次元アプリケーションを知るまでは、過去の設計ファイルの利用と電気パネル回路図の作成のためにAutoCAD 2次元設計ソフトウェアも使い続けていました。
IMSは以下の利点から、DraftSight Professionalソフトウェアを既存のSOLIDWORKS環境に追加しました。
- 使用と習得が容易でSOLIDWORKSとシームレスに連携する
- 図面に容易に挿入できる業界標準ハードウェアのライブラリToolboxを利用できる
- CNCミルの開発を促進する
- 旧ソフトウェアのユーザーや過去のオートメーション ルーチンがサポートされる
「IMSでは半数が制御エンジニア/PLCプログラマーで、残りの半数が機械エンジニアです」とGoad氏は言います。「DraftSight Professionalの導入により、互換性があり、コスト効果の高い2次元設計ソリューションを全員が利用できるようになりました」
過去データへのアクセス
IMSのエンジニアは、DraftSight Professionalを使用してコンベヤ、オートメーション、製造システムを導入する工場の新たな2次元フロア レイアウトを簡単に作成できるようになっただけでなく、AutoCADで作成した過去の図面を開いて修正することもでき、しかも費用は旧システムを維持する場合の数分の1に抑えることができました。「当社では、過去の図面やレイアウトを開いて修正し、新しい導入先に再利用することがよくあります」とGoad氏は説明します。「DraftSight Professionalなら、2D要件を簡潔に効率よく処理するための速度と柔軟性を持っています。DWGファイルならDraftSightで直接開くことができます」とGoad氏は続けます。「また1ライセンス当たりのライセンス料が低く抑えられるため、DraftSight Professionalを全員に使わせても、AutoCADを維持するよりはるかに低コストです。AutoCAD LT®も検討しましたが、私たちのニーズの全ては満たされませんでした。DraftSightであれば、私たちが必要とする2次元機能をかなり安い価格で手に入れることができます」